ホームページに今までの実例を多く紹介したのだが、これ程の理解を得られるとは驚きである。カタログや雑誌の写真も、「手に取ってみないとわからないであろう・・・」と秘かな諦めを持っての手段であったが、「オリジナリティーがあるのがわかった」と言う人、「感動した」と有り難いエールを下さった方々がいる。
「当店のオリジナルな指輪」は、人間の手の形とポリシーを混入したものだが、それは固定したデザインとしてお勧めするのではなく、生き方も感じ方も違い、顔も手も雰囲気も違う人達それぞれに、内面も外面も合うように仕上げている。
実例をみて感動してくださるのは、そのような流動的な努力に対してなのかもしれない。それは当店の、どこにも負けないぞ!!(喜ばせたいという意気込みで時間を惜しまない)という、全員が技術者であるから出来ることである。
このことは当店のプライドであり励みなのだが、この特徴を生かせない注文(既製品や他社のまね)に悲しみ,"安受け"して苦しむ事がある。
多彩な人々が心と技術を磨いてくださり、プロとしての誇りと人間としての優しさの間で揺れている。