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お父様の思い出を自分の指に・・・・(2011年8月)

  

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ご主人の指輪を、「娘が使える様にリフォームしたい・・・・」という御希望で、ご主人の一周忌が済んだ知り合いの方が、娘様をお連れになった。

ご主人は体格の良い方だったので、どっしりとしたプラチナの指輪は16gも有り、指サイズが8.5番の35歳の女性には、とても使えない。宝石(ダイヤ)を指輪からはずし、その重い地金は売って、加工代金に充てる様にしましょう!という事に。

当店では、加工を依頼下さる方に限っては、地金の買取をサービスで行いますので高価格になり、大変喜ばれています。


そして、「娘様に似合い、適切な重さのもの」を見極める為に、当社で開発した8~9番用の様々のリングを嵌めて頂いた。

ご本人の好みも、似合う物も幅広の存在感のあるリングなので、上側半分は幅広になっており、下側(手の平側)は少し細めで手の屈伸が楽に出来るものをお勧めした。

これなら重量がかるくなり、しかも幅広リングの欠点とも言うべき空気の流通悪の解消と、中央にセッティングする主役のダイヤを、より主役たらんとする為にピッタリの空間が中央にある。


中央のダイヤ枠は、女性らしい花型を、周囲には小粒ダイヤを入れたいとご要望。出来上がる迄が待ち遠しかった様であり、創る側にも喜びが伝わっていた。


オリジナルジュエリースタジオ-工房ゆりーこ