今の時代『人々は大衆ではなく分衆である』という記事を読んだが、私も前々から、そう感じていた。
リフォ-ム依頼の方々は、以前に購入の貴金属類を少なくとも数年は使用した結果、その自らの体験を基盤にして判断なさるので、写真の2つの実例のごとく、どの様なデザインにするか?は、ご本人の提案によって決定する。
しかし、胸踊らせ夢をもって婚約結婚指輪を創ろう!と来店の、ブライダル誌の情報に浸かっている人、外国ブランドに憧れている人、母親の持つ貴金属をベ-ス価値観を持つ人、等々、体験ゼロの方々に「使い勝手が良く、度々使用できて、まずは貴方に似合うものが最良」と力説し、これら体験者のリフォ-ム実例集をみせても、その効果は様々。
別に力説せずとも、本人自ら「普段に使えないと・・・・」と言う冷静な若人も有りで、多色の世の中をおもしろがった方が良さそうである。