最近の巷のニュ-スは、偽装・不正等誇りを消失した人々の登場が多く、国民を驚かせている。「大きい事は良いことだ」という言葉は、企業家の憧れで、"嘘"を受認し利益拡大に走っていったに違いない。しかしこの事は、人々が、あてがわれた情報を鵜呑みに進んできた、当然の結果に過ぎないと思っている。
外国ブランドに弱く、横文字に弱く、大きい会社に弱く、"売れている"というマスコミの言葉に弱い、人の良い日本人に、「これで良いのか!」と腹立たしく感じることが多く、小企業だが日本のオリジナルを創ろう!と奮闘し25年も経った。
多くの"真実"が暴かれても、中国製品に対する不安感が強くなっただけでまだまだ洗礼が必要な気がする。
幸か不幸か私の孤独な戦いを、不安ながらも娘夫婦が受け継いでくれた。私は今後、日本の未来を良き方向へと願いつつ、やっと特許を受諾した我がブランドを若い人々に胸を張って勧めていこうと決意している。